久喜市内の戸建住宅浴槽割れ補修修理

本日は、久喜市内の戸建住宅、２０年で経年劣化で起きたＦＲＰ浴槽の割れ補修修理作業でＡ邸にお伺いしました。浴槽を見るとお客様が割れている部分に漏水の為、市販のパテを張り付けたと言うことでした。割れている部分は約３０㎝ぐらいの長さで、他にもこれから割れてくる様な部分が２，３か所ありパテだけの補修では、圧力に耐えられない為積層し強度を高める必要があります。

まず、お客様が割れている部分に張り付けたパテを剥がし、浴槽を洗浄、下地処理多少割れている周りは歪みが見られます。補修修理の目的としてＦＲＰ浴槽内の強度を上げる為、割れ部分にガラスマット、その上にガラスクロスを重ね、浴槽内全体を積層、これで圧力、重みに耐えられる様になります。浴槽の下地処理も終わり、浴室のクリーニング、カビ処理等ありましたが３ケ日目に浴室の養生、下塗り、上塗り作業へと進みました。当日は気温８度、湿度８０％、雨で天候は良くありませんが、下塗り作業の後強制乾燥が出来る為、この日は上塗り作業まで予定通り終了しました。最終４ケ日目は仕上げ作業と初日の浴槽以外の洗浄、カビ汚れ等、コーキング部分に深く入いりこんだ、カビ汚れが残った為コーキングを剥がし、コーキングを打ち直し仕上げをしました。浴槽の仕上げ色をアイボリー系で仕上げ、浴室内の目立ったカビ汚れを処理し、作業完了後お客様に見ていただき大変満足された様子でした。

 

施工前（浴槽の壁面、縦方向に割れています）

 

施工前（お客様が漏水する為、市販のパテを張り付けたそうです）

 

施工中（割れ部分にガラスマット、その上にガラスクロスで二重に積層します）

 

施工中（樹脂で積層し、強度を高めます）

 

施工中（樹脂が固まった後削り、浴槽内全体にパテ処理をします）

 

施工中（パテ処理後、可能な限り削り平滑にします。これで下地処理が終わりました）

 

施工後（割れも直し綺麗に補修修理の完了です）

 

施工後（塗装仕上げ色アイボリー系で艶も良好です）