室内クリーニング編(布張り椅子クリーニング）

本日は東京都内の公共施設にある布張り椅子のクリーニングに伺いました。不特定多数の人達が利用する為、汚れも重度の汚れが多いです。椅子の背面、座面が繊維製品で作られている為繊維を傷める薬剤、洗剤の使用はできません。繊維製品を洗っても影響がない基本的に中性の洗剤で処理します、まず椅子に付着しているシミ、汚れ部分に洗浄力を高める為前処理剤を散布します前処理剤がある程度布に浸透してから中性洗剤の入った専用洗浄機で椅子を念入りに洗って行きます。次にススギ作業に入って行きススギ作業が終わり、重度の汚れシミ付着部分の残りを再度、再処理仕上げします。この時に長い間の古いシミ、重度の汚れは念入りに処理しても除去するのは繊維製品の為、限界があります。ならば繊維製品で作られいるジュータンや布張り椅子等は汚れきる前の中度の汚れぐらいでクリーニング処理を行うと汚れも取れ、製品の寿命も延びるかと思います。

専用洗浄機での洗浄作業です

汚れ部分を念入りに洗浄して行きます

ススギ作業です

汚れと洗剤の回収です

仕上がりの状況です

布張り椅子の数も２００数十余りありました