FRP浴槽の傷・洗い場床の補修修理で久喜市内のT邸にお伺いしました。

久喜市内より問合せがあり、浴槽内の傷の補修と洗い場床の補修の為、市内マンションにお住まいのT邸にお伺いしました。浴室を拝見しますと、浴槽底面の2か所に少し深い傷があり経年劣化で浴槽底面の強度がなくなっている為、ガラスマットとガラスクロスを使い樹脂で固め強度不足を補い、それから洗い場床に関してはタイル張りされているタイルが５０～６０枚剝がれている部分のタイルの接着を行ない、洗い場専用シート施工の仕上げをします。

シートを施工した場合の利点としては、冬場のヒートショックの防止、適度の足に伝わるクッション性、かび発生の防止などの特徴があります。

今回の補修内容としては、FRP浴槽と洗い場床の補修修理と一部タイルが割れている部分の補修で作業を進めて行きます。

第一工程として、各部の洗浄作業を行ない、汚れ、脂分を除去次に足付け作業（研磨）を行ないます。第二工程は浴槽底面のライニング施工（積層）を行ない傷の補修と浴槽底面の強度を付けます。この時期気温も30度を超え作業中も熱を使う為、非常に体力を使います。1日目、2日目で下地処理を行ない3日目に塗装前の養生作業し下塗り作業に進み次に上塗り作業を行ないこの日の作業を終了しました。4日目は、浴槽の仕上げ作業と洗い場床の下地調整を行ないこの日作業を終了しました。5日目は、シートを施工を行ないシート周囲をコーキング処理しこの現場の作業を終了しました。

完了後、お客様に見て頂き、満足された様子でした。

 

施工前（浴槽底面の左側コーナー付近に少し深い傷があります・・・）

 

施工前（ブルーのテープの隣に傷があります傷の深さは写真だと解りにくいですね）

 

施工前（傷と汚れがありそのほかにもいくつか見当たりました・・・）

 

施工前（テープのところのタイルが斜めに割れています）

 

施工前（シャンプー置きラックの下の部分にカビが発生しています）

 

施工前（洗い場床のタイルが剝がれて危ないですね・・・）

 

施工中（傷の補修と同時に浴槽底面の強度も付けます）

 

施工中（ガラスマット・ガラスクロス使用し樹脂を含浸させ硬い層を作ります）

 

施工中（固まった樹脂を研磨後より平滑にする為パテ処理を行ない再び削ります）

 

施工後（浴槽の塗装色をアイボリー系で仕上げました）

 

施工後（浴槽底面も綺麗に仕上がり強度も付きました）

 

施工後（浴槽底面左側の少し深い傷もご覧の通りに仕上がりました）

 

施工中（洗い場床の剝がれたタイルの下地調整を行ないます５０枚から60枚ぐらいありました）

 

施工中（剝がれたタイルを接着を行ない目地部分を平にして下地処理を行ないます）

 

施工中（シートを貼って回りをコーキングを打って完了です）

 

施工後（剝がれていたタイルの床が適度なクッション性のある床に変わりました）