37年使われたホーロー浴槽経年劣化で補修修理の為所沢市N邸にお伺いしました。

本日は、ホーロー浴槽に錆が発生し補修修理の為、お客様より連絡があり、所沢市N邸にお伺いしました。浴槽を拝見しますと、底面に10～15㎝大の錆が1か所発生し、手前に2か所同じぐらいの大きさで、そこまで程度の悪くない状態のものがありました。使用年数35～40年のホーロー浴槽ではよくある状況です。

補修修理としては、浴槽底面にライニング施工（積層）を行ない、表から錆の部分を抑え込む補修を行ないます。今回の現場は錆が発生してから何年も経過している様な状況でもう少し経過すると、ボコット穴が開いてもおかしくないぐらいでした。穴があいて貫通してしまうと補修がなかなか難しくなります。そのため使用年数が20～25年を越えるホーロー浴槽では使用状況によりますが、変色、ザラツキが出てきたら補修修理を考えたらと思います。表面にコーティングしてある保護剤が擦り減りだんだんと傷みが進行して行き見映えが悪くなり、最終的には変色・ザラザラ・錆が発生し穴があいたりします。この現場のホーロー浴槽も貫通一歩手前の状況でしたが、可能な限り補修修理を行ない綺麗に仕上げました。作業終了後、お客様に見て頂き、満足された様子でした。

 

施工前（37年使われたホーロー浴槽です浴槽底面に、錆が見えます）

 

施工前（浴槽底面の角付近に奥に1か所、手前右、左に2ヶ所錆が見えます）

 

施工前（手前2ヶ所は余り酷くない状況ですが、要注意です・・・）

 

施工中（下地処理を行ないライニング施工（積層）表面から錆部分を抑え込みます）

 

施工中（可能な限り平滑にする為樹脂を研磨した後、パテ処理を行ないます）

 

施工後（浴槽の仕上げ色をアイボリー系で仕上げました明るく綺麗に仕上がりました）

 

施工後（浴槽底面も補修修理を行ないご覧の通りに仕上がりました。）

 

施工後（浴槽底面のコーナー付近の錆部分もご覧の通り綺麗に仕上がりました）