人造大理石浴槽割れ補修修理で久喜市T邸に訪問致しました

本日は、20年使用された人造大理石浴槽の割れ補修修理の依頼で久喜市のT邸にお伺いしました。浴槽を拝見しますと湯管脇からぱっくりと、

縦に４０㎝ぐらい割れて漏水するとのことでした。人造大理石の材質としては透き通って硬いのですが、衝撃が加わると脆く割れが入ることも人造大理石の特徴でもあります。

、補修修理の内容としては、割れた部分に強度を出す為、ガラスマット及びガラスクロスを使い樹脂を塗布し大きめにライニング（積層）施工します。見た目に補修修理の部分がなるべく解らない様可能な限り綺麗に仕上げます。

第一工程としては、お客様の手入れが良いとみえて浴槽は綺麗ですが念の為、洗浄作業から入ります。次に割れ部分を含め浴槽全体の足付け（研磨）作業を行ない次にガラスマットとガラスクロスに樹脂を含浸させ積層して行きます。この時季節、天候にもよりますが自然乾燥で樹脂の硬化を待つと時間がかかりもったいないので強制乾燥して作業効率をあげます。樹脂硬化後、できる限り平滑に研磨して周囲とのバランスをとり下地処理を行い1日目の作業を終了しました。翌日は塗装部分以外の養生作業を進め午前中に下塗り作業を終了し、午後より上塗り作業を行い2日目の作業を予定通り終了しました。翌3日目は仕上げ作業を行い今回、洗い場床が擦り減って見映えが悪いのでお客様の要望で専用シートを貼って作業を終了しました。完了後お客様に見て頂き、満足された様子でした。

 

施工前（お湯の出口から縦に４０㎝ぐらい割れています漏水もしています）

 

施工前（割れている部分にお客様がアルミテープを応急に貼ったみたいです）

 

施工前（洗い場床も擦り減って見映えも悪いですね・・・）

 

施工中（強度を持たせる為、ガラスマット及びガラスクロスを使い積層して行きます）

 

施工中（ガラスマット及びガラスクロスに樹脂を含浸させ少し大きめに積層します）

 

施工中（樹脂硬化後研磨し可能な限り平滑にする為パテ処理し再度研磨します）

 

施工後（補修修理した部分も綺麗に仕上がりました）

 

施工後（上から見た写真です塗装色をアイボリー系で仕上げ綺麗で艶も十分です）

 

施工前（洗い場床も擦り減って見映えも悪いですね・・・）

 

施工後（洗い場床もご覧の通り明るく綺麗に仕上がりました水はけも良くなりました）