人造大理石浴槽の割れ修理の為加須市戸建住宅に訪問しました

年が明けて、一件目の作業で業者さんから連絡があり、加須市の戸建住宅にお伺いしました。現地に伺って浴槽を拝見しますと、湯管出口付近から斜めに３０㎝～４０ｃｍぐらい割れて漏水していると言うことでした。２５年程使われている為経年劣化で浴槽の割れが起きたと思われます。材質的には人造大理石で透きとうった綺麗さがあり、硬くて傷が入りにくいのが特徴ですが、少し傷が入るとビット大きく割れることがあります。

補修作業に入りますが、汚れ,脂分を落とし足付け（研磨）作業を念入りに行ないます。割れ部分の補修修理は、ある程度の強度を付ける為ライニング施工をします。割れている部分より長さ、幅を大き目の範囲で補修修理をして行きます。浴槽にお湯が入ると、かなりの圧力が浴槽にかかりますので強度を付ける必要があります。この大きく割れた部分には、ガラスマット、ガラスクロスで二重にし、樹脂を含浸させ十分強度を持たせます。樹脂が硬化後研磨を繰り返し、パテ処理を行ない可能な限り平滑にして行きます。下地の処理も完了したら塗装前の養生作業に入ります。在宅ですので生活品を汚さない様、しっかり養生を行ないます。３日目になりますが下塗り作業、上塗り作業を予定通り終了しました。次の４日目に仕上げ作業を行ない養生を撤去し作業を完了しました。

 

施工前（黄色いテープの部分が３０㎝～４０ｃｍぐらい割れています）

 

施工前（もう少し近ずくと浴槽が割れているのが解かりますね漏水もしています）

 

施工前（エプロン部分も以前に塗装された形跡があります見映えが良くないですね）

 

施工中（ガラスマット・ガラスクロスで２重に含浸し強度をもたせます）

 

施工中（樹脂を含浸させライニング施工し割れを大き目に補修修理しました）

 

施工中（樹脂硬化後研磨を繰り返し可能な限り平滑にする為パテ処理を行ないます）

 

施工中（パテ硬化後研磨を繰り返し行ない下地処理が完了しました）

 

施工後（アイボリー系で塗装仕上げしました明るく綺麗になりました）

 

施工後（大きく割れた部分もご覧の通り綺麗に補修修理が完了しました）

 

施工後（エプロン部分もご覧の通り見映え良く綺麗に仕上がりました）